犯罪被害者等支援員 養成講座は
犯罪被害者に寄り添う支援員を養成する講座です
こうち被害者支援センターでは、犯罪被害者の方に寄り添うことができる犯罪被害者直接支援員(支援員)を養成する講座を行っています。
開講は、年1回。希望者の方は、事前に面接にて適正診断を行い、合格された方は基礎講座を受講いただきます。また、、基礎講座を修了された方には、意思確認を行って専門講座を受講いただきます。
基礎講座
犯罪被害者直接支援員を目指す
当センターが支援活動を行うために必要な知識・技能の修得を目的にとし、同講座のカリキュラムは、内閣府作成の民間被害者支援団体における研修カリキュラムを準拠しています。基礎講座を終了した者で支援員を希望する者は、センターにおいて実地研修を行うこととなります。
専門講座
犯罪被害相談員を目指す
被害内容に応じた支援のための専門講座として、必要に応じて設けることとしており、現在は、性暴力被害者等支援に必要な知識・技能の修得のためのカリキュラムとなっています。
支援員、相談員として活動するには
支援員あるいは相談員として被害者支援に従事いただくには、基礎講座の受講が必要になります。また、受講には事前の書類審査や面接が必要になります。
詳しくはお問い合わせください。
基礎講座受講の流れ
① お問い合わせ
基礎講座の受講を希望される旨をお知らせください。
受講申込書等、書類をお送りします。
② 申込み
受講申込書に必要事項を記入し、ご提出ください。
※受講申込書は、まずはお電話でご説明させていただきます。
③ 面接
日程を調整し、一度面接にお越しいただきます。
④ 結果通知
面接後、1週間以内に受講可否のご案内をいたします。
⑤ 基礎講座 受講
カリキュラムに沿って基礎講座を受講していただきます。講座編と実地編があります。
全日程の受講を原則とします。
(何らかの理由で出席できない講義については、レポート提出等により補っていただきます。)
実地編では、相談員のサポートを受け、支援・相談の見学及び経験をしていただきます。
⑥ 修了証
「基礎講座修了証」をお渡しします。
出席日数や受講態度等によっては、修了と認められない場合があります。
なお、専門講座(性暴力被害者支援)を希望される方は、受講の確認をさせていただきます。
⑦ 公安委員会への届出
基礎講座・専門講座を修了し、認定され、高知県公安委員会へ届出後、犯罪被害者直接支援員として支援活動に参加いただきます。
⑧ 犯罪被害相談員
電話相談・面接相談・直接的支援を約1,800時間、経験いただき、当センターの犯罪被害相談員認定委員会において認められた支援員の方を、高知県公安委員会へ犯罪被害相談員として届出ます。
支援員、相談員を目指すボランティアスタッフを募集しています
応募資格
- 年齢25歳以上の方
- 心身ともに健康である方
- 被害者支援に関心があり、ボランティア活動に理解と意欲がある方
- 相談・支援活動等に必要な知識・技能を修得するために専門的な研修を受けることができる方
- 平日週1〜2回(1回3〜4時間程度)支援活動に従事できる方(曜日・時間については調整可)
- 情報を守秘できる方
市町村の行政職員の方へ
犯罪被害者支援に関する知識を深める基礎講座を受講しませんか
当センターでは、市町村の行政職員の方向けの「犯罪被害者等支援員 養成講座」も行っています。行政職員の方の受講料は無料です。支援員や相談員を目指さない方も、被害者支援に関わっていただくための必要な知識を得ていただけます。
また、市町村の総合的対応窓口に配置されている職員、犯罪被害者等支援に関係する部局の職員に対して、犯罪被害者等支援の支援施策、相談対応等に関する研修を行っていますので、お問い合わせください。